最近メールを使う機会が増えて、いろいろとやってはいけないことがわかってきたのでまとめてみました。
@半角カナは使ってはいけない。
インターネットは7ビットコードを基準としているため、シフトJISやEUC、JISの半角カナをインターネットで送ると8ビットめが正しく送られる保証がないため、相手先で文字化けすることがあります。また、InternetExplorer4.0の"Outlook
Express"は半角カナが使える仕様になっていますが、本来インターネット上で使用していい日本語テキストではないので注意が必要です。
A機種依存文字はだめ。
機種依存文字とは、JIS漢字コードの未定義領域に各社が独自に割り当てた文字のことです。マシンやOSを作った会社が独自に外字をJIS漢字コードに登録していると考えればいいでしょう。
どれが機種依存文字なのかはわかりにくいので、例にすると、
@、A、Bなど、
T、U、Vなど、
`、_、fなど、
、、など、
香A氏A盾ネど、
結構使えそうなものが機種依存文字としてでてきます。
BSubject(題)は漢字じゃない方がいい。
Windowsユーザーは今ではほとんど気にすることはありませんが、今でもUNIX上などではSubjectに漢字が使われると読めない場合があるので、大学などでUNIXを使っている相手には使わない方がいいです。
あと、yahoo mail、pe-mailなど、USサイトのメールサービスはたまに文字化けします。送信先に「漢字使わないで!」とおねがいしましょう。
最近になって、フォーディー・コミュニケーションズが完全日本語対応のメールサービスを始めたので、そこでアカウントをもらえば、Subjectに漢字を使っても大丈夫なようです。アカウントの収得は、www.robotmail.ne.jp にアクセスして、質問に答えていくだけです。フツーにやるなら無料です。オプションで収集作業や、サーバの容量アップなどが有料でできます。
C添付ファイルのエンコード方式に注意する。
ふつうのバイナリコードは8ビットコードの集まりなので、メールで送るときには7ビットにエンコード(符号化)することになります。そして、メーラが対応してなかったり、デコードに失敗したりすると、へんな文字がでてくることになります。
しかし、エンコード方式にはBase64(MIME)、uuencode、BinHexなどの方式が存在していて、各メールソフトがそれぞれすべての変換方式をサポートしているわけではありません。
1.Base64(MIME)
Windows用のメーラならたいてい対応している。
2.BinHex
マッキントッシュで一般的なEudara−Jが世界に広めた方式。
3.uuencode
古くからUNIX上で一般的に利用されているバイナリデータのエンコード方式。
D正しくデコードされなかった場合。(未確認)
1.Base64の場合
データの頭の"content-type"という部分が含まれるように切り取ってメモ帳などに張り付けて保存する。
2.uuencodeの場合。
"begin"〜"end"までを切り取り、同じくメモ帳などに張り付け、"*.uue"という形式で保存する。
保存したファイルはzip形式らしいので解凍する。