ギターに関する日々の出来事
(1998.11.6)デヴィンに影響されて
デヴィン・タウンゼントの"infinity"を聴いて、何となくああいう音楽をやってみたくなってきました。そこで、型からはいる俺はとりあえずチューニングだけでも彼のと同じにしてみようと思ったわけです。早速ヤングギター誌を見て、彼の提唱する”CGCGCE”という、へんてこなチューニングにしてみました。
・・・確かにへんてこですが、6弦、5弦を使ったヘヴィリフはかなりおもしろいです。ただ、今まで積み重ねてきたギターのスケールやコードがいっさい使えないので、理論派にはおすすめできませんね。スランプ気味で、新しい刺激がほしいと思った人は、1度試してみるといいんじゃないでしょうか。バレーするだけできれいな和音が出るからおもしろいですよ。
(1998.10.2)やっと復活7弦ギター!
やっときたぜ7弦のナット台座。これでようやくアーミングもグイグイできるようになりました。長かった・・・。注文してから実に25日の日数がかかってます。限定ものというのもちょっと考え物かと感じる今日この頃です。しかも値段は3,000円。ふつうの6弦ギターは(Charvelだけど)2,000円だから、1本弦が増えただけで50%も跳ね上がる値段。・・・しょうがないか。ギターが直ったうれしさ半分、財布の中身も半減。
(1998.9.7)7弦ギターの復活の日はまだか?
7弦ギターのナットがお壊れになってから・・・2週間か。そろそろ交換しようと思って、駅前の楽器屋にパーツを注文しに行きました。
「ナットがぶっ壊れたんで、ちゅーもんしたいんですけど。あ、7弦用で、型番は”UV−7S”っていうんですけど。」
ところが店の人はあんまりいい顔をしません。
「ちょっと待っててください。」
といって、どうやらアイバニーズ(7弦ギターの製造元)に電話している様子。話が終わって俺に、
「ちょっと時間がかかります。また折り返し電話しますので・・・。」
といってきた。
じつは、7弦ギターというのは国内ではアイバニーズ以外にはほとんど発売されていません。俺自身はアイバニーズのしかみたことがありませんでした。注文して取りに行って自分のものになるまで、雑誌の中でスティーブ・ヴァイが持っているのしかみたことがなかんですよね。アイバニーズは7弦のパーツが横流しされて、ほかのメーカーが類似品を出したりしないように、7弦ギターを100本生産するとしたらパーツも過不足なく100個ばっちりしか作らないんだそうです。でも、ギターってのは結構各部が消耗品だったりするので、よく壊れるところは在庫を持っていてほしいものです。あ、俺の使い方が悪いのかな・・・。(ナットぶっ壊したの6弦もあわせて4回目。)
(1998.8.25) ギターのメンテナンス 其の四
7弦の方チューニングが狂ってきてブリッジ部分だけでは調整しきれなくなったのでナットのねじをゆるめてチューニングしました。チューニングも安定して、ねじを締めたら・・・。
やってしまった。ナットがねじ切れやがりました。ちっくしょー保証期間が過ぎたとたんにぶっこわれた。6弦で2,000円もしたナットが7弦だといくらするんだ?痛すぎる出費だ・・・。
(1998.2.16) ギターのメンテナンス 其の参
久々にギターをメンテする事にしました。2ヶ月半の間取り替えていなかったUV7Sの弦を張り替え、ダイレクトスイッチを取り付けることにしました。初心者の方に解説すると、ダイレクトスイッチとはギターのボリュームコントロールを一時的にオフにするスイッチのことです。このスイッチを取り付けるメリットは、引いている間に右手がボリュームノブに当たって音量が変化してしまうのをさけ、かつボリュームポッドの持つわずかに残った抵抗さえもカットしてくれる点にあります。俺はプレイ中はほとんどダイレクトにした状態で弾いています。あると無いのでは結構違いますよ。
ダイレクトスイッチの付け方を図にしましたので興味のある方はみてください。でも失敗してもNana-Genは責任を負えません。念のため。
で、早速取りかかったのはいいんですが、はんだごてが古くなってなかなか暖まらない。何秒当ててもはんだが溶けず、ボリュームポッドや回線だけがホットになっていき、ギターに悪影響を与えそうなので、ホームセンターで新しく買ってきました。
ようやくできたと思ったら今度はセレクタースイッチの不調が発覚(これがわかるまでまるまる2時間かかりました)。中身をあけて修理して、やっとできました。今は快調です。
(1998.1.6) YAMAHA MD8
ついにYAMAHA "MD8"買っちゃいました。結構重かったです。値段も重かった・・・。
なんといっても8トラックすべて録音した後でもピンポンができるというのがウリというMDシリーズ。そんなに8トラックすべて入れることはあんまりないんですが、とりあえず使ってみたかったので5トラック埋まったところで1、2トラックにステレオピンポンしてみました。
驚いたのは、ピンポンした後もノイズが気にならない(というか全然わからない)ことです。これならどんなにたくさんのソースがあっても録音できる!
あとは据え置き型MDプレーヤーとして使えるってことですか。MDプレーヤーとしては結構使いにくいかもしれません。でもMTRとしてはすごく簡単で使いやすく、音質もいいので、買っても損はしない一品です。
(1998.1.4) Ibanezの新モデルについて
アイバニーズから記念モデルとしてJEM、PGM、JPMなど、豪華バージョンが発売されました。みんな見るからに高そうで、実際みんな20万円強の値段がして、ほしいけどアーティストモデルは改造するのに勇気がいるから、やっぱりやめましょう。
(1997.12.16) ギターのメンテナンス 其の弐
6弦の方のセットを張り替えました。太いゲージにしたかったんですが前の買い置きがあったのでD'AddarioEXL110の0.010〜0.46で我慢することにしました。別にまだぴんぴんしてたんですが、ああと1週間足らずでライブなので、今のうちに弦を張り替えてならしておこうと思ったわけです。最近家では7弦ばかりを弾いて6弦は週1回の練習の時しか使わないんですが、安かった割にはなかなか丈夫なやつで、全然ネックのそりも起こしません。でも弦を張り替えるとき、5回に1回くらいの割合でどっかハードウェアがいかれる(泣)。ナットとかサドルとかあんなにちっちゃいのに結構な値がするんですよね。ちょっとヤワなんじゃないか?
(1997.12.2) ギターのメンテナンス 其の壱
7弦の方の2弦がヨタってきたので弦を張り替えました。ちょうどいい機会だったので今までのD'AddarioEXL110の0.010〜0.46+7弦0.65のセットからD'AddarioEXL140の0.010〜0.52のセット+7弦用の0.65のセットにしました。ついでに7弦のみAチューニングにして、下から順にAEADGBEにしてみました。ロック式のユニットで7本変えるのって結構な手間です。
あと、買ったままの状態では弦は0.009〜0.42、それと7弦に0.52を想定しているため、トレモロの裏のバネは2本しか入っていません。ゲージを太くしたかったらバネを足してやらなくてはなりません(現在4本)。ただ、本来のバネを止めるための穴は3個しかないので、バネを増やすにはバネ止めのストッパーをはずし、ストッパーを止めていたねじ穴にバネを追加します。この辺はIbanezにもうちょっと考えてもらってもいいとこだと思います。
ゲージを太くした結果は、1〜6弦までは前と比べて音は太くなりましたが低音弦のエッジが鈍くなった気がしました。で、7弦のAチューニングですが、同じフレット上の6弦をおさえるとそれだけで5度コードの出来上がり。5弦まで一緒に弾くと解放でAEAという、+5度、+8度の力強いコードになります。でも指疲れます。弦を太くした上に3本同時押しですから。
どうやら弦を太く(チューニングを低く?)するとピックアップからの出力が大きくなるようです。エフェクターのレベルピークが同じ設定でも前より頻繁にクリックするようになりました。