N_Chat Ver.2.0
N_Chat (74KB、mswinsck.ocx同梱)
<インストール方法>
解凍後、mswinsck.ocxをウインドウズフォルダのsystem32フォルダ(例:c:\windows\system32)に移動してください。(移動しなくても動作する場合もあります。)
必要なDLLとOCXのセットアップライブラリ (2,260KB)
上記のインストール方法で動作しなかった場合は、ライブラリが足りないと考えられます。ダウンロードするのが大変だという人は、雑誌の付録などに付いているVB5.0ランタイムをインストールしてください。
<特徴>
TCP/IPプロトコルでつながった最大4台のマシンでチャットが出来るプログラムです。ネット上で使われているcgiと違い、リロード時間を気にせず早いレスポンスでチャットできます。
<動作環境>
・Windows95/98 またはWindowsNT4.0 Workstation
・上記のOSにVisualBasic5.0ランタイムが必要です。必要なファイル名は文末に記載しています。
・インターネット、またはLANに接続されていること。
・画面の解像度は横幅で最低800ドット必要になります。縦のサイズは自由に変更できます。
<制約事項>
1.最大参加人数は4人までです。
2.クライアントの場合、複数(最大3つ)立ち上げることが出来ます。ただし、1つでもサーバになるウインドウがある場合、動作しません。
3.LANでチャットをする場合、おそらくはLAN内でしか出来ません。グローバルIPが使えるなら、外部とも出来るかもしれません。
4.1秒間隔で、信号データを送受信しています。それぞれ50バイト以下(両方で100バイト以下)なので、大した負荷では無いはずです。
<テスト環境>
・WindowsNT4.0 Workstation を2台、LANでピアツーピア接続。
・Windows95,Windows98,WindowsNT4.0の3台でオンライン接続。
<操作手順>
大変面倒ですが、まずサーバの人が、掲示板などでサーバのIPアドレスを公表します。そして、クライアント1〜3にID番号を割り振ります。ID番号は重複するとメッセージが届かない場合があります。その場合、ちゃんと設定した人にもメッセージが送られてこないなどの迷惑がかかるので注意してください。IDの割り振りの仕方の例を挙げます。
サーバ ・・・ ID=0 (IP=192.168.1.25)←サーバのIPアドレス
ポートID・・・0
クライアント1 ・・・ ID=1
クライアント2 ・・・ ID=2
クライアント3 ・・・ ID=3
という具合に掲示板に書き込むといいでしょう。あくまでも4人専用のチャットツール(閉鎖されたチャットルーム)だということを頭に入れておいてください。
さらに、Ver2.0からはポートIDを選択することが出来るようになりました。このポートIDは、チャットルームの番号のようなモノだと考えてください。たまに他のアプリケーションとポートがぶつかるときがあるので、その場合はこのポートIDを変更してください。
いよいよ、N_Chat.exeを実行します。画面の中央に”名前決定”というウィンドウが表示されます。IDを選択し、サーバのIP、あなたの名前を入力して、”準備OK”ボタンをクリックします。PPP接続の場合、1回ネットにつなぐ度にIPアドレスが変わるので注意してください。サーバになる人が自分のIPがわからないときはサーバのIPを入力するテキストボックスをダブルクリックすると、自分のIPが入ります。一度設定した名前、IDは保存されます。
接続が成功すると”入室しました”というメッセージがでます。クライアントの場合、”サーバはアクティブです”というメッセージが届きます。
無事アプリケーションが立ち上がったら、後はチャットを楽しむだけ!
<機能説明>
1.メッセージ着信音
メッセージの着信時に音が鳴ります。Windowsのコントロールパネルのサウンドで設定されている”一般の警告音”が鳴ります。PCのサウンドが有効でないときは、マザーボード上のビープ音が鳴ります。
2.メッセージをクリップボードにコピー
リストボックス上のメッセージをダブルクリックすると、クリップボードにメッセージのみをコピーできます。
3.クリップボードの内容をテキストボックスにコピー
テキストボックスをダブルクリックすると、文末にクリップボードの中身が引用符”>”付きでコピーされます。
4.ログファイルの作成
アプリケーションの終了時にログファイルを作ります。ファイル名は"chatlog.txt"です。ログファイルは見返しやすいように、上から順に下に向かって最新のメッセージを書き込んでいきます。このログファイルは次回の終了時に上書きされて消えてしまいます。ログファイルを残しておきたいときは、終了前にF2キーを押すと、”日付.txt”というテキストファイルが作成されます。
5.リストのクリア
F11キーを押すと、リストボックスの中身をクリアすることが出来ます。サーバになっている人がこの操作をすると、すべてのユーザはそれ以降、ログの参照(事項に記述)が出来なくなります。
6.ログの参照(この機能はうまく働かないため削除されました。)
F1キーを押すと、サーバにログを送るように要求します。押した時点でサーバに残っている(サーバ上のリストボックスに表示されている)ログをダウンロードし、サーバとログ内容を一致させます。
7.ウィンドウのリサイズ
このアプリケーションはリサイズが出来ます。ただし、横幅を変えることは出来ません。ただし、最大化した場合のみ、横幅は画面の幅と同じになります。F5キーを押すと、デフォルトのサイズ、デフォルトの位置に戻ります。
8.入退室状況の把握
サーバは、クライアントの入室時間、退室時間を把握できます。他のクライアントにも通知されます。
9.サーバのダウン状況の把握
サーバがアプリケーションを閉じたとき、サーバがアクティブでないことをクライアントに知らせます。サーバがアクティブの時はアクティブであることをクライアントに知らせます。
<Ver.1.0→Ver.1.1の変更点>
10.着信ポップアップ
着信ポップアップのチェックボックスをチェックしておくと、メッセージの着信時にウインドウが全面に出てきます。デフォルトはオンです。
11.なんちゃって爆弾=サーバダウン機能
なかなか終われない(じゃあね、っていってから落ちてくれない)クライアントのために、サーバのみF12キーを押すと自動的にカウントダウンがはじまり、約5秒で終了するシステムです。遅いマシンだとカウントが正確ではないことがわかっています。カウント中はもう一度F12キーを押すと回避できます。自爆スイッチのようなモノ。
<Ver.1.1→Ver.2.0の変更点>
12.ポートID選択機能着信
アプリケーションのポートの競合に備えて、複数のポートから選択できるようにしました。
13.付加文字機能
あんまり役立つかわかりませんが、Alt+1(テンキーは不可)で”(笑)”など、チャット時によく使うけど入力がめんどうくさいものを支援する機能です。画面上にボタンが見えていなくても使うことが出来ます。今後、顔文字なども追加する予定です。
<Ver.1.0→Ver.1.1の修正点>
リストボックスの中のメッセージを選択しているとき、着信時に一番上に戻らないバグを修正しました。
<Ver.1.1→Ver.2.0の修正点>
ありすぎて覚えてない・・・。
<※必要なライブラリ一覧>
VB5JP.dll
MSVBVM50.dll
StdOle2.tlb
OleAut32.dll
OlePro32.dll
AsycFilt.dll
Ctl3d32.dll
ComCat.dll
MSWINSCK.OCX
WinSkJP.dll
AXDist.exe